この記事には時効の壁に阻まれてきた犯罪被害者の方々を揶揄する意図は全くありませんが、問題の核心を敢えて無視した、 まるで方向性の異なる内容となっています。
刑法及び刑事訴訟法の改正に伴い、死刑になり得る犯罪の時効が廃止された。
過去に発生した事件であっても、現時点で時効を迎えていなければ対象となる。
ということは。
探貞「お前が犯人だ。」
犯人「証拠がない!」
探貞「物証ならある。」
思わぬ証拠。焦る犯人。零時を告げる柱時計の鐘。
犯人「これで時効だ!」
探貞「いや、被害者が死んだのは15年前の今日じゃない。」
犯人「ばかな、俺があの日に刺し殺したんだ!」
探貞「だが被害者はその翌日まで生きていたんだ。」
犯人「なんだと!」
というよくあるパターンが消滅してしまうのではないか?
推理作家やサスペンス作家、受難。