2009年9月18日金曜日

試行錯誤

日記の取り扱いで少し悩んでいる。

試しに、もう一度このブログとmixi日記を分割してみた。

mixiは「他者の情報を得る」ツールから、どんどん「自分の情報を発信する」ツールへと変化しつつあるように思う。

そう言うと聞こえはいいが、裏を返せば「mixiの情報は独善的になりつつある」とも言える。

Twitterと見紛うボイス、時間を浪費させるアプリ。

もちろん企業としてmixiは機能向上を目指す宿命を背負っているわけだが、昨今の機能強化は「他者とのコミュニケーション」という根本部分を失わせる可能性も秘めているように思う。

私の場合、mixi日記とこのブログでは、こちらの方が「他者が読むこと」を念頭に置いて書いている。

誰もが読む可能性があるから、内輪ネタに走ることもできる限り避け、多角的な視点を維持しようと努めている。

本来はmixi日記の方が双方向コミュニケーションツールとしての色彩が強いことを考えると、これはとても奇妙な話だ。

いや、mixiを排他的井戸端会議と捉えるなら、これも自然なことかもしれない。

公共の場のように見えながら、実際は醸造されている雰囲気の関係上限られた人しか参加できないような、そんな井戸端会議。

そんな場所での会話は、見ず知らずの誰かに聞かれることを想定したものでは無い。

だから、誰に読まれているともしれない外部ブログよりも、mixiでの言動や話題の方がより公共的で無いのは当然とも言える。

やはりmixi日記とこのブログとは統合できるものではないのかもしれない。

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