「ゴールドウィーク」とは言わないように、何となく違和感を感じる。
確かに、silverにも形容詞としての用法はある。
silver - Chambers Free Online English Language Dictionary
しかし「銀色の」という意味ならsilveryの方がふさわしいように思う。
そもそも、goldenは「金色の」という意味だけではなく、「素晴らしい、夢のような」すなわちexcellentなどの意味合いが含まれているのに対し、silverやsilveryからはそういった意味が感じられない。
どうやら私が知らなかっただけで、シルバーウィークという言葉自体は40年以上前に生み出されたようなのだが、下記の項目が新設されたのが2006年であることからしても、突然出現した言葉という印象は拭えない。
ちなみに、私も誤解していた一人だが、敬老の日とシルバーウィークには何の関連もないらしい。
そもそも英語のsilverに高齢者を示す要素は何一つないのだから、当然といえば当然かも知れない。
御国公認でなければ休みも取れない日本人の象徴が、またひとつ増えた気分だ。
幸い、次は2015年まで出現しない見込みである。
正直なところ、6年後までには廃れていてほしい言葉の一つである。
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