2009年7月7日火曜日

同窓生の義務

クリスマスよりはるかにロマンティックでホーリーなこの夜に、他人といがみ合う夢なんて見たくなかった。

同窓生は、在校生が

  1. 自らの方向性を形成する際、情報提供以上のことをしない
  2. 願いを叶えようとする際、その手伝い以上のことをしない
  3. 決定を下す際、立ち会いを含む全ての強制力を働かせない

この三原則は今この場で私が考えたものだが、鉄則であると思う。

在校生が変革の必要性を感じていないときに、同窓生が変革を強要することは明らかにおかしい。

もし働きかけをするなら、まず在校生に変革の必要性を実感していただくのが先決だ。

それでも在校生が変革の必要性を認識しなかったら、同窓生は変革を諦めるべきだと思う。

それでも変革を断行するのは、院政でしかないのではないだろうか。

在校生のためを謳いながら、在校生の望みをきちんと理解する努力を怠ってはいないだろうか。

在校生に関わる同窓生は、在校生に対する発言力が強い分、常にそのことを考える義務を持っていると思う。

いや、たとえ在校生に対する発言力が強くなくても、大人として接する限りこの義務は変わらないと思う。

以前、多様な同窓生がいることが魅力なのであって、同窓生に一律に義務を課すことはその多様性を損ねると反論されたことがあった。

しかし、学校の同窓生が在校生と接する際に、教育的配慮を働かせなくてもよいとは考えられない。

いかに同窓生であろうと、それができない者が在校生と関わること自体が害悪だ、と私は断言する。

それは個性の問題ではなく、基本的な人間性の問題である。

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