日食は、古くは「日蝕」つまり太陽が蝕まれる現象を指した。
それは畏怖すべき事柄だったし、今でも無邪気に楽しむものではないと思う。
こんなときしか空に目を向けない人間にはなりたくないと、そう思う。
太陽は雲の向こうから、地球を照らしている。
月もいつも地球のどこかを、そして今回のように時には太陽と同じ方向から、地球を見つめている。
日食をどう受け止めるかは各自の自由だが、一言だけ申し添えておきたい。
人間は皆既日食がいつどこで起こるか予測できるのに、その場所の天候すら予測できないということを。
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