2010年4月27日火曜日

時効廃止で困る人々

この記事には時効の壁に阻まれてきた犯罪被害者の方々を揶揄する意図は全くありませんが、問題の核心を敢えて無視した、 まるで方向性の異なる内容となっています。

刑法及び刑事訴訟法の改正に伴い、死刑になり得る犯罪の時効が廃止された。

過去に発生した事件であっても、現時点で時効を迎えていなければ対象となる。

ということは。

探貞「お前が犯人だ。」

犯人「証拠がない!」

探貞「物証ならある。」

思わぬ証拠。焦る犯人。零時を告げる柱時計の鐘。

犯人「これで時効だ!」

探貞「いや、被害者が死んだのは15年前の今日じゃない。」

犯人「ばかな、俺があの日に刺し殺したんだ!」

探貞「だが被害者はその翌日まで生きていたんだ。」

犯人「なんだと!」

というよくあるパターンが消滅してしまうのではないか?

推理作家やサスペンス作家、受難。

2010年4月20日火曜日

薬増量

この期に及んで新しい薬が追加された。

未だに2週間に1日くらいの割合で調子の悪い日は現れる。

そういう日は、朝方に覚醒しても全く思考が回らない。

五感は働いている。

しかし感覚器官から流れこむ刺激の意味を理解して、対応した行動を取るという当たり前のことができない。

時計が見えても、本来思い浮かぶはずの「起きる」という行動と結び付かない。

これだけならただの寝坊助だが、不思議なことに「まだ寝たい」とも思わない。

何も思い浮かばず、五感以外は何も働かないまま、時間だけが過ぎていく。

丁度先週にそのような日があり、診察でその日の様子を尋ねられたので上記のように答えたところ、冒頭にある通り薬が増えてしまったのだ。

確かに上記のような日がまだあるようでは復職は覚束ない。

しかし状態の安定を第一に求められる今、新しい薬を追加されるのは正直なところ不安だ。

しかも帰宅してからこの追加されたトレドミンという薬を調べてみると。

えっ、SNRIですか?

昨年私の躁転のきっかけとなったSSRIとの違いがよくわからない。

少なくとも躁転の危険性は変わらない気がする。

今後の自分に要注意。

ところで、私が行動不能になっているときでも、目に苛烈な光を当てたり、大音量で騒音を聞かされたりすればさすがに何がしかの反応を返すかもしれない。

もっとも、私の寝室へ来てそんなことをしてくれる人は未婚の私にはいないのだが。

2010年4月3日土曜日

桜吹雪をさがして

この時期しか見られないから、価値があるもの。

私は桜が好きだが花見が嫌いだ。

正確には座り込みが嫌いだ。

だから座り込み禁止となっている千鳥ヶ淵が、毎年の花見場所になる。

この日はほぼ満開。

散る瞬間が最も好きなのだが、残念ながらそれは収められなかった。

2010年4月1日木曜日

授かりもの

突然、三児の父になることになった。

しかも三つ子である。

親馬鹿ながら、か、かわいい。

この似たような顔がごろごろと並んでてんでバラバラの方向を向いて寝ている姿なんて、もう。

でも、これからどうしよう。

自分のことでも手一杯なのに、どうやって養っていこう。

そもそも、父親はこの私だが、この子たちの母親って誰?

という夢を見た。

もちろんエイプリルフールである。