2009年2月28日土曜日

日本一。

心中穏やかでない方も多いのではないだろうか。

WBC日本代表、埼玉西武ライオンズに完敗。

もちろん、条件には違いがありすぎる。

早々に日本代表監督就任を拒絶した渡辺監督が率いる西武。

一方で日本代表の原監督は、今後のことを考えると自信を失わせるような形で投手を交代させることもできず、かなり苦しい思いをしただろう。

日本は前回のWBCで頂点に立った。

埼玉西武ライオンズは今回、リーグ戦と日本シリーズを通じて国内で日本一になった。

言わば、世界最強の国における最強チームである。

そんなチームと今後のことを考えながら戦わねばならない日本代表は、打ち負かされる中でかなり悔しい思いをしただろう。

今回の戦いを言わば「愛の鞭」と受け止めてもらい、是非WBCでは活躍する姿を見せてほしいものだ。

2009年2月27日金曜日

姐さん、奴さん。

本日、母が姐さんデビュー。

デイケアサービスセンターで三味線弾きつつ唄ってきたらしい。

悪天候だったので私も途中まで太鼓持ち。

今日演奏したという「奴さん」という曲が今日の風情にぴったりなので、紹介してみようと思う。

エェ 奴さん どちら行く

アァ コリャコリャ

旦那迎えに さても寒いのに 供揃え

ユキノ

降る夜も 風の日も

ア サテ オトモハ ツライネ

いつも 奴さんは 高端折り

アリャセ コリャサ

それもそうかいなェ

ついでに英訳もしてみよう。

かなり直訳的だが、一応メロディに合わせて唄えるようにしてある。

Hey, Yakko man, where are you going?

Ah, Korya! Korya!

He shall obey his master together with his peers even in the cold

If it snows

Or if it winds, every night and day

Oh, baby, the servant is so hard work!

Anytime a Yakko man rolls his bottoms up

Oh, really? Yes, of course!

There is nothing surprising

2009年2月26日木曜日

e-Taxって、なんですか?

療養中の私には当然医療費がかかる。

医療費は確定申告によって所得税から一部控除されると父に教えられ、父の興味と相まって電子申請e-Taxに挑戦することになった。

電子申請をすると、それだけで5'000円の控除が発生する。

ただし住民基本台帳カードの発行に500円、そこに電子証明書を書き込むのにまた500円、ICカードリーダに約2'500円、そして手間と時間がかかる。

実際、住基カードの発行と電子証明書の書き込みは昨日市役所で1時間ほどかけて行い、ICカードリーダも診察のついでとは言え上京して買ったため、それなりに時間と手間がかかった。

しかし、そんなものこれから始まる時間と手間に比べれば些細なものである。

父の発案に従い父のMac OS X Tiger (10.4.11)を使用することに。

まず、ICカードリーダのドライバをパソコンにインストールする。

USB接続機器だがゼロインストールというわけにはいかない。

これはまだ序の口で、それほど問題ない。

次に、国税庁のホームページから電子認証キーを入手する。

これがMacではなかなか面倒だ。

入手自体は簡単なのだが、16ビットのハッシュコードが正しいかどうか確認しろと言われ、0~Fの暗号めいた数字を読み上げて確認しなければならない。

そして、電子申請に必要なソフトウェアをダウンロードしてインストールする。

ダウンロードしたデータが正しいものか確認するため、またハッシュコードを確認する。

しかも確認方法は、ターミナルを使用して「/usr/bin/openssl」というコマンドを入力、というCUI方式。

正直なところ、ターミナルを使用させる時点でパソコン初心者には不可能だろう。

しかも環境が悪いのかデータが悪いのか、このダウンロードしたソフトウェアのインストーラが起動しない。

何度やっても起動しない。

どうせ国税庁に質問しても「じゃあ紙でやってください」と言われるのが目に見えているし、Macに相談しても解決に時間がかかるだろう。

ここで作業を一旦諦めて、翌日にWindows XPでやり直すことに決める。

Mission Incompleted.

本気で普及させるつもりがあるのだろうか。

2009年2月25日水曜日

クスリ撲滅運動中。

本日も定例の診察。

睡眠状態を除いて症状は安定したため、スルピリド系の薬剤の服用停止が決まった。

最終目標である服薬全面停止へ向けて大きな一歩。

これから投薬については微調整の段階に入るため、毎週診察をお願いすることになった。

3種類が2種類になるのは、やはり大きな変化だと思う。

回復の兆しとして、素直に喜びたい。

2009年2月23日月曜日

バッハとジャズ。

最近、バッハの声楽曲やパッヘルベルのカノンなどをアレンジしてみようかと考えている。

私が好きなビッグバンドジャズは、20人弱の中規模な編成で演奏する吹奏楽とジャズの境目のようなジャンルだ。

自由に演奏してよい部分もあれば、全員でタイミングを合わせて演奏する楽しみも得られる。

各パートが独立して絡み合い綺麗なコーラスを生み出すバッハの声楽曲のような音楽を演奏したら、一体どんなサウンドができあがるのだろうか。

対位法は300年も前にはバッハが確立し、以降彼を凌いだ作曲家はいないといってもよいジャンルだ。

正確な理解とアレンジには正しい分析も欠かせないだろう。

すぐに取り掛かれるような課題ではないが、いずれは取り組んでみたい。

2009年2月22日日曜日

睡眠の質について。

どうも最近、睡眠の質に変化が見られる。

具体的には、最初の4時間が頭脳睡眠、その後の2~3時間が肉体睡眠に充てられているような気がするのだ。

まず、睡眠に入ってから4時間は目覚めることが無くなった。

一方で、4時間ほど経つと必ず目覚める。

この時点で頭はある程度すっきりしているが、体は非常に重たく起き上がる気力は出ない。

これ以降は頭が覚醒してしまうのか、はっきりした夢の大軍に襲われながら断続的に眠る時間が続く。

30分前後で目覚めることを繰り返すが、これを最低でも2時間は続けないと体から疲れが抜けない。

症状の一時的な悪化なのか、はたまた薬の副作用なのか。

次回診察のときに質問してみようと思う。

2009年2月19日木曜日

会社とは。

1つ、とんでもない思い違いをしていた。

会社は、ヒトではない、恐ろしい存在である。

会社は、個人ではできないことを集団で実現しようとする組織だ。

その組織は法律上ヒトと同じようにものを所有し、意思決定を下し、契約を結ぶことができる。

しかし会社には身体があるわけでもないし、血も通っていないし、感情を持ってもいない。

会社はヒトと同じような存在だが、ヒトではないのだ。

しかも、設立目的が「個人ではできないことを集団で実現」することであることからも明らかなように、会社にはどんな個人もかなわないように設計されている。

私が人事部に出かけていくと、応対してくださる方は毎回違うが、話はきちんと進んでいくのだ。

応対してくださる方にどんな個人的感情を抱こうとも、会社そのものに対して私が感情を抱くことはできない。

そういうようにできているのだ。

しかし、会社は確かに存在する。

私は会社と契約を結んで会社員になったし、会社の命令で業務に当たり、会社の命令で休職している。

そして、会社の命令で復職したり、会社の命令で解雇されたりするのだろう。

いわば、会社とは無臭のガスのように人間の五感では感じることすらできないが、確かにそこに存在する得体のしれない存在なのだ。

一度決定が下されれば、会社はそれに沿って何の感情も持たずに行動することができる。

もちろん、実際にそれを実行するのはヒトだから、そこには何がしかの感情が交じるだろう。

しかしそれを実行するヒトだって、会社という得体のしれない存在に命令されて仕方なしに行動している。

会社とはそんな個人の感情など平然と飲み込める、恐ろしい存在なのである。

会社を憎んで、ヒトを憎まず。

2009年2月18日水曜日

今回の診察。

水曜日恒例となった診察。

天気が良かったので池袋から大塚まで歩いてみたが、30分くらいで行けてしまった。

肝心の睡眠時間は4時間から6時間程度とあまり一定ではない。

午前中にやることを見つけられず昼寝してしまうのが遠因かも知れない。

今後は少し意識的に昼寝を控えてみようと思う。

しかし、最近ではやることがなくても、何かしなければという強迫感には苛まれなくなった。

全体として精神は安定へ向かっているように思う。

2009年2月15日日曜日

St. Valentine's Day

2月14日はヴァレンタインデー。

大切な人に感謝の心をこめてプレゼントを贈る日。

別にチョコレートである必要は無いのだが、日本では少し意味が変わって伝わってしまっているので、この際抗っても仕方がない。

私は元来料理が好きである。

得意では決してないが、不味いものを作ったことはない。

そんな私には、こういう日は数少ないお菓子を作る機会を与えてくれる日でもある。

そのため私は、高校時代から製菓業界曰く「逆チョコ」の名で仕掛けられている今年の流行を先取りしていた経緯がある。

今年こそ手作りはしなかったが、数人に逆チョコをプレゼントした。

ちなみに今年はヴァレンタインデーが休日とあって、企業での義理チョコ乱舞が起こらない可能性があるとの危惧でもあるのか、チョコレート売り場には「ことしは遅チョコ」と大書されていた。

そこまでやるか。

2009年2月14日土曜日

Rhodes

楽器店の前でメトロノームを失くしたことを思い出して入店したところ、聴こえてきたのは甘い音色。

みなさんはローズというエレクトリックピアノをご存知だろうか。

現在では電子ピアノに押されて製造されていないが、独特の甘い音色はチック・コリアやスティーヴィー・ワンダー、リチャード・ティーらを魅了し、今でもジャズやフュージョンでは根強い人気がある。

私自身、名前は知っていたが実物を見たのがこの日が初めて。

試奏もさせてもらえた。

聞けば、この楽器店「宮地楽器」はローズのオーバーホールができるとのこと。

最新鋭のクラビノーバ程度の大きさがあるのが難点だが、いずれは手に入れたい一品だ。

2009年2月13日金曜日

みんなのうた。

本棚を整理していた私の前にひょっこり現れたのは「みんなのうたベストアルバム100」。

発行は昭和61年。

私がまだ2歳足らずの頃だ。

それでも知っている曲が満載で、思わずいくつか熱唱した私。

まだ「いたずラッコ」や「おはようクレヨン」が無いところを見ると、この2つは比較的新しい歌なのだろう。

  • キャベツUFO
  • コンピューターおばあちゃん
  • パンダ・ダ・パ・ヤッ
  • こだぬきポンポ
  • あかおにとあおおにのタンゴ
  • だれもしらない

「みんなのうた」で何を聴いていたかは、世代によって異なるという。

みなさんはいくつご存知だろうか。

2009年2月10日火曜日

後輩来襲。

我が家に高校時代の後輩がやって来た。

事前のメールでは12日に近くへ来るとの予定だったと思っていたが、後輩の帰宅後に調べてみたら確かにその後「間違えました、10日の方が都合がよいです」とあった。

私の確認ミスである。

いろいろな話ができて、以前から渡したかった楽譜も渡せて有意義な時間が過ごせたが、如何せん上記の理由から私にとっては電撃訪問。

後輩が帰宅した後はどっと疲れが押し寄せて4時間動けなかった。

その辺りがまだまだ病人の証かも知れない。

2009年2月6日金曜日

起キラレナイ強迫症?

私は、明日は起きられるかどうか、と毎晩心配している。

親と話をして指摘されるまで私自身も気づかなかったが。

確かに、馬鹿げているが必ず心配している。

だから不安を抱えたまま睡眠へ入り、質の良い睡眠が取れないままなのだろうか。

一方、私は目覚まし時計はおろか、何と他人に起こしてもらっても一向に起きないことがある。

私が心配を抱えるのも理由があってのことなのだ。

本能が目覚めることを拒否するあの瞬間、私は一体何故眠り続けようとするのだろう。

私にしかわからないだろうが、私にはまだわからない。

2009年2月4日水曜日

恒例の診察日。

水曜日恒例の診察。

最近は6時間以上寝られる日が多くなってきた。

一方で翌日に予定が入っていると4時間で目覚めたりと、まだまだ本調子とは言えない。

先日の服薬忘れ事件のこともあり、まだまだ私は病人だ。

しかし、昨日の日記に書いたように緊張が自覚できるようになるなど、進歩も見られる。

物事の捉え方を「〜しないと」から「〜しよう」へと転換するなどしながら、少しずつ快方へ向かっていると信じて生活を送っていこうと思う。

2009年2月3日火曜日

怠惰な毎日、緊張の毎日。

どうやら、私はイベントのある日に気負いすぎるきらいがあるようだ。

普段の生活を適度な緊張とともに送り、その延長で出掛けるなどのイベントをこなせれば良いのだが、自宅ではとことん怠惰に過ごし、出掛けるときだけ気合いを入れるという生活スタイルが確立してしまっている。

これでは、営業日の毎日が勝負とも言える社会人生活が破綻してしまうのも無理もない。

軽度の緊張で毎日を乗り切る、言わば「適当な生き方」が必要なのかもしれない。

2009年2月1日日曜日

Touch Diamond

E-Mobileへ移行して早一週間。

Touch Diamondの感想を簡単につづってみたい。

原則として、スマートに見える事以外にあまり利点は無い。

欠点の方が少々気になる。

例えば、テンキーが無いため文字の入力には画面を支える手とタッチペンで書き込む手の両方が必要になる。

ペンの手書き入力の精度はかなり良いのだが、両手が必要というのは少々難点だ。

また、マナーモードへの移行もキー1つというわけにはいかない。

最大の欠点は液晶から本体まで真っ黒なので手垢が目立つこと。

タッチペンを利用すれば解決するが、それには前述のとおり両手が必要だ。

液晶クリーナーで頻繁に掃除をするか、タッチペンを利用して両手操作をするか。

目下の悩み事である。