2009年9月9日水曜日

自信

この一ヶ月は、正直言って「独りになると何に対しても無気力になる」という状態が続いた。

確かに、抗鬱剤の効果は認める。

しかしそれも「何かしなければならない」と気持ちが空転するのが関の山で、何かを実際にやっていたわけではない。

ブログの更新はおろか、携帯電話すら見なくなり、悶々とすることすら無く茫然と時間を見送ってきた。

最終的には頼みの綱の音楽さえ楽しくなくなった。

自分は多趣味であると自認していたはずだが、大黒柱の音楽がダメになると、他の趣味も全くといっていいほど手に付かなくなってしまった。

読書には身が入らず、プログラミングの負担には5分と耐えられなくなり、何と惰性でテレビゲームをやっているときですら「自分はいったい何をやっているんだろう」と苦痛を感じるようになった。

唯一残されたのは小旅行。

自宅にいない時間が増えた。

帰ってきては寝て、また出かける。

これでは「治療する気があるのか」と言われてしまうのも無理もない。

「きっとまた社会復帰できる」という自信すら失った今の私は、いったいどうすればよいのだろうか。

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