2008年12月6日土曜日

『裁判官の爆笑お言葉集』

薬疹が治まらず4日目に突入。

やはり3週間かかって出てきたものを3日で押さえ込むのは無理がある模様。

完治まではまだ時間がかかりそうだ。

静養するしか無い私のところへ、母が以前から私が読みたいと言っていた本を図書館から借りてきてくれた。

その名も「裁判官の爆笑お言葉集」。

著者は2005年の衆議院選挙の際に同時に行われた最高裁判所裁判官国民審査にあたり、対象となった裁判官6名の略歴や判決骨子をまとめたサイト「忘れられた一票」を立ち上げた長峰超輝。

見開きの右半分は裁判官のお言葉が大きく書かれていて、左側に軽く解説が加えられている程度なので、本をじっくり読み込むタイプの私でも2時間で読破できてしまうお手軽な一冊だ。

  1. 控訴し、別の裁判所の判断を仰ぐことを勧める。
  2. また机のところで頭打つぞ。
  3. この前から聞いてると、あなた、切迫感ないんですよ。
  4. 犬のうんこですら肥料になるのに、君たちは何の役にも立たない産業廃棄物以下じゃないか。
  5. 次回公判までに反省文を提出しなさい。
  6. 傘の先端が尖っている必要があるのかどうか、皆さんも考えてみてください。
  7. 現在は反省しており、むかし悪いことをした人には見えない。

などなど、名言が目白押し。

この正月に、ちょっとみかんを食べながら目を通してみてはいかがだろうか。

長嶺 超輝「幻冬舎新書 031」『裁判官の爆笑お言葉集』幻冬舎、2007年。

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