2008年12月18日木曜日

はたらくあたま。

本日はお日柄もよく、歩いて15分ほどの図書館まで通ういつもの日々。

特に書くことも無いので、詩でも書いてお茶を濁すことにする。

もしひとつだけ、

世界に向かって断言できることがあるとするならば、

風呂に体を沈めていく途中の、

尻が浴槽に着く一瞬の一秒間、

私は何も考えていないと断言できる。

いつも余計なことばかり考えて、

いつも余計なことばかり考えているってことも考えて、

考えに考えて、

こんがらがってる頭だけど、

その一瞬だけは、

何も考えていない。

それでも、

それぞれの細胞が湯に浸かっていくことを伝えてきて、

温度を伝えてきて、

質感を伝えてきて、

もういいって言っても伝えてきて、

やっぱり、頭は働いている。

考えてはいないと断言できるけど、働いている。

頭は働いている。

何も考えていないけど。

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