2008年12月29日月曜日

久々の過換気、未遂。

本日、風呂場で久々に過換気を起こしかけた。

しのぐ方法は身についてきたが、何らかの原因があると突発的にやって来る。

私が救急搬送された9月18日から、札幌を離れた10月8日までおよそ3週間。

この間、私の状態を左右し続けたのは、皮肉なことに心配してくれる支店の方々だった。

パニック障害とウツ状態にはある程度の関連がある。

パニック障害に振り回された9月18日のことはあまり良く覚えていないが、その翌日の19日に出社できなかったときに感じた自分の必要性、あるいは存在意義の希薄さは非常に良く覚えている。

自分の不甲斐なさ。

自分への情けなさ。

同じ仕事をしている同期への申し訳ない気持ち。

期待を寄せてくれて、仕事の楽しさを教えてくれた先輩方や上司への申し訳ない気持ち。

自分が今でも生きている理由なんて無いのではないかと、ウツウツと考えていた。

それでも心配して我が家までやって来る同期や先輩、上司に対しては気丈に振る舞うしかなかった。

ウツウツと考えていることが、相手にとっては取るに足らない問題だとわかっていたから。

だからなおのこと、支店の人々は何故私が出社できないのかわからなかったと思う。

頻繁に訪れてくれる同期に対して、申し訳なくて、でも放っておいて欲しくて、それでも気にかけて欲しくて。

そんなないまぜな気持ちを声に出して叫びたくて、でもそれはただの八つ当たりな気がして、それをプライドで隠して気丈に振る舞って。

結果的に私のウツ状態は、悪化していった。

と、そんなことを風呂で考えていたら、過換気になりかけてしまったのだ。

私の場合、非常に匂いに敏感になるという予兆があり、シャンプーの香りが妙に強く感じられたので未然に防ぐことができた。

もし風呂場で倒れたら、正直なところ生きていられる保証はない。

隣には呼吸不可能な空間が拡がっているのだから。

考えても仕方のないこと。

それでも考えてしまうこと。

風呂はちょっと不思議な世界かも知れない。

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