2009年3月2日月曜日

伊豆小旅行。

思い立って、伊豆半島まで桜を見に行ってみることにした。

早咲きの桜というと河津が有名なようだ。

当初はそれを見に行く予定だったが、どうもWebで調べた限りでは2月の暖かさでもう散り始めているらしい。

河津への行き方を考えているときに手に入れたJRのパンフレットによると、下田にも早咲きの桜があるという。

こちらは菜の花畑もあるというので、こちらへ行ってみることにしたところ。

南伊豆町・日野の菜の花畑

一面の菜の花畑。

花粉症が非常に煩わしかったが、香りを吸い込んでここで昼食。

近くではテレビ静岡のリポーターが取材をしていた。

取材を受けている方も観光客だったようだが「お忍びだから」と笑いながらも答えていらっしゃった。

ここからミナミノサクラの桜並木までシャトルバスが運行していると聞いていたのだが、残念ながらこれは土日のみの運行だったので歩いて行ってみることに。

少しして川沿いに桜が見えてきたが、やはり半分以上が葉になっている。

しかし、花は目の高さから身の丈の倍程度の高さについている。

首の疲れない花見はなかなか良い。

南伊豆町・下賀茂の足湯「湯の花」

しばらく歩くと下賀茂温泉の足湯があった。

先客でいらっしゃった地元の方と少しお話して、足湯で少し休む。

この方はふもとの弓ヶ浜から1時間程かけて、よくここまで足を運ぶと仰っていた。

「行きは大変、でも帰りはとても足が軽くなる」と笑顔を浮かべていらっしゃった。

千石船をあしらった石廊崎・下田間遊覧船

ここからは石廊崎まで一気に移動。

下田に着いたときに、石廊崎から下田まで海から伊豆半島を眺められるという遊覧船のチケットを持っている。

しかし車が入ることのできる石廊崎のふもとから、灯台のある岬までの山道は往復で40分ほどかかるという。

船の運航時間には間に合わなくなってしまうので、石廊崎から太平洋を眺めるのは断念。

江戸時代の千石船をあしらった船で、潮の香りに包まれて下田へ戻る。

河津桜

帰路、河津で途中下車。

まだ駅前には少し満開の株が残っていた。

そう言えば、往路に河津を通ったときはたくさんの方が降りて行かれた。

JRの河津桜宣伝でいらっしゃったのか、以前からこの時期を楽しみにしていらっしゃるのかはわからないが、そのときのイメージが強く、河津は結構混んでいると思っていた。

しかし時間も夕方だったからか、もう人もそれほどおらず、のんびりと見て回ることができた。

復路ではさらに熱海で途中下車して海の幸をいただく。

帰宅は23時半になってしまったが、ボリュームたっぷりの旅だった。

このブログを書くのに必死で思い出さなければならないほど。

鈍行列車で行ったからか思ったほどお金もかからなかったし、またこうして旅をしてみたい。

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