私は、紳士でありたい。
一口に紳士と言っても、紳士たるものどうあるべきか、は人によってイメージが違うだろう。
しかし、少なくともこれくらいはできなければならない、という共通認識はあるのではないだろうか。
- 感謝の気持ちを忘れない。
- 必要なら躊躇わず助けを借りる。
- 将来まで思いを馳せる。
- 自分の利害と権利義務を意識する。
- 成長する。
ヒトは1人では生きていけない。
今歩いている道路、身に付けている衣類、持っている鞄、食べているもの、どれをとっても私以外の人が、それも複数の人が関わってようやくできあがったものだ。
自分にできないことをしていただいたら、それに対しては感謝の念を持つ。
繰り返すが、ヒトは1人では生きていけない。
人数が多ければ、それだけ大きなことを成し遂げることができる。
自分だけではできないことが、みんなの協力によってできるようになるなら、そしてそれをすることがみんなの利益につながるなら、助けを借りることは決して恥ではない。
自分の行動がどんな結果をもたらすか。
その結果、自分や他の人々がどんな気持ちになるか。
自分が推測できる範囲には限界があるが、少なくとも全くそれらを考慮しない人は紳士とは言えないように思う。
それでも最後は、自分が生き続けることを優先せねばならないときもある。
他人と利害が衝突するときは、相手のことを念頭に置きつつも、自分のことも意識していなければ他人に利用されるだけであって、紳士であり続けることは難しい。
興味を持ったことを吸収し、自分ができることを広げる。
より豊かな人生を送るためには必須の条件だろう。
こんなところだろうか。
紳士への道のりは長い。
それでも、私は紳士でありたい。
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