2009年6月28日日曜日

人恋しさはヒトの証?

人恋しい。

以前から時々突然こうなることは多く、その度に周囲を巻き込んできてしまったが、今回はかなり症状が重い。

これまで私は、人恋しさは私の弱さの象徴だと思ってきた。

一人でも生きていけるヒトを目指している私にとって、どうしても乗り越えなければならない壁だと思ってきた。

どうしてヒトにはこんな気持ちがあるのだろう。

悩み疲れた今、私は一つの境地に達しようとしている。

きっと、人恋しさは弱さの象徴では無い。

乗り越えるべき壁では無い。

確かに、一人でも生きていけることはとても大事なことだ。

しかし、ヒトはサルだった頃から共同体を組んでいたのだし、未熟な状態で母親から生まれ、周囲のヒトに育ててもらう存在だ。

天涯孤独だった、純粋に一人で生きたことのあるヒトなどいないはずである。

だから人恋しさは、持っていて当然の気持ちなのかも知れない。

ヒトを求める気持ちこそが、ヒトである証なのではないだろうか。

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