未来都市と言われて、どんなイメージを思い浮かべるだろう。
空飛ぶ車。
超高層ビル。
半透明の建物。
いろいろなイメージがあるだろうが、こういった科学的な未来都市になってしまうと、とても住みにくいであろう存在がいる。
それは、動植物たちだ。
犬、猫、鳥、その他様々な動物たち。
周囲が田んぼという環境で育った私にとっては、自然に生きる動物たちは当然そこにいる存在だった。
梅雨の季節には蛙が大合唱を奏でていたし、秋には電線に燕の親子が並んでいた。
庭には季節に応じてタンポポや紫蘇、柿が現れた。
映画「スター・ウォーズ」や「フィフス・エレメント」などで描かれる未来都市には、そんな環境は無い。
ゲーム「ファイナルファンタジーVIII」に現れる未来都市では半透明の道路と犬が平然と混在しているが、冷静に考えて半透明の地面に犬が不安を感じないとは思えない。
環境の重要性が認識されつつある今、科学的な未来都市は過去の想像物に過ぎなくなっているのかも知れない。
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