2009年6月12日金曜日

Jam Session

相手がどう思っているかはともかくとして、私は多くの後輩を親友として見ている。

今日はそんな後輩の一人と共に母校へ出向き、在校生と一緒にジャムセッションを楽しんだ。

と言っても私の腕前はへっぽこだし、ベースラインを弾きながらの演奏だったので四苦八苦だったが。

Jamは文字通りのジャムのことで「ごちゃまぜな」、Sessionは最近日本でも使われるようになったがここでは「演奏」としておこう。

曲目をはじめとした最低限のルールだけ決めて、あとはお互いにアイコンタクトやジェスチャーを交えつつ即興で演奏を楽しむ、ジャズの醍醐味の一つである。

何も手取り足取り教えることだけが、先輩の役目ではない。

というより、もはやそれは在校生の先輩の役割であって、同窓生となった私の役目ではないだろう。

もちろん在校生に「やってみる?」と水を向けることくらいはしているが、だからと言って無理矢理やらせるのは楽しむことが第一のジャズにおいてもっとも避けるべきことの一つだろうと思っている。

在校生だって捨てたもんじゃない。

彼ら彼女らも立派な一人の人間だ。

少々おこがましい言い方であることは覚悟の上だが、遊んでいる我々の姿から、何かしらの雰囲気を感じ取ってくれればいいと願っている。

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